残り4枠に尾方ら浮上

中国新聞より
http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp200703050108.html

世界選手権大阪大会の男子マラソン代表5人の選考は、混戦の度合いを増した。4日のびわ湖毎日マラソンでも2時間9分30秒を切る内定者は出ず、選考5レースが終了。内定は福岡国際4位の奥谷亘(SUBARU)だけにとどまり、日本陸連の沢木啓祐強化委員長は「(全体的に)物足りない。あと4人をどのように選ぶのか」と渋い表情だった。

 2月の別府大分、東京に続き、びわ湖も日本人上位記録は低調に終わった。2時間8分52秒で福岡5位の諏訪利成(日清食品)は当確。福岡6位の尾方剛(中国電力)も代表入りが濃厚となった。2005年ヘルシンキ大会の銅メダル獲得は「選考期間外のキャリア」(沢木強化委員長)ではあるが、粘った末の2時間10分48秒は選考レースで4番目のタイムであり、選出は間違いないだろう。

 福岡8位の藤田敦史(富士通)は別大で優勝し、福岡10位の佐藤智之(旭化成)は東京で日本人トップの2位。選考レースを2度走った「追試組」の評価が大きなポイントとなりそうだ。

 ドーハ・アジア大会3位の大崎悟史(NTT西日本)とびわ湖6位の久保田満(旭化成)も候補に、12日の陸連理事会、評議員会で代表が決まる。16年ぶりに日本で開かれる世界選手権、さらには北京五輪につながるにもかかわらず、決め手を欠く選考レースが相次ぎ、好材料の乏しい代表選びとなった。(山本修)

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