ニューカレドニア国際マラソン

2006/08/20 ニューカレドニア国際マラソン

ついにマラソン大会当日です。
朝4:00に起きて、身体を覚ますためにストレッチそしてラジオ体操をしました。

一人でするラジオ体操はいまいち盛り上がりません。
(ラジオ体操が盛り上がるかどうか人それぞれですが)

あれはやっぱりラジオからピアノの演奏や声が出ているからやりやすいのであって一人で黙々とやってもなんか寂しいだけです。

頭がシャキッとしてきたので朝食を食べることにします。
パンとコーヒーとチョコレートの固形の食べ物(名前が分かりません)とピーナッツで朝食を済ませました。

一昨日スーパーに行って買い込んで冷蔵庫に入れておきました。

水もしっかり飲んで、一休みです。

6:00にホテルを出ました。
レース用のウエアの上にウインドブレーカーの上下とタオルを持って出発。会場の競馬場までは歩いても10分ほどです。
とりあえず会場まで行き雰囲気を確かめいつものように15分ほど歩きそれからジョグでアップします。

アップ終了して旅行会社の人に荷物を預かってもらおうと思ったのですが何処にいるのか分かりません。(後で分かったのですが、他の人をトイレに連れて行っていたらしいです)
でもそこらに服を投げておくのもいやだったので、日本人団体のテントの隅っこにこそっと置かせてもらいました。

さてそろそろスタートです。

日本では脚を「バチバチ」とたたく音が聞こえるのですが、ここではそんなことはありませんでした。ほとんどの人がスタートまでずっと仲間と話をしています。
スタートのピストルがなって「しょうがないか」みたいにスタートする人もいました。

海沿いの道を右に出て、昨日一昨日と歩き回った見覚えのある道です。「ここは平坦だからいいね!」と気楽に走っています。

そして折り返しを曲がり今来た道をずっと真っ直ぐ行くのですがその先にはかなりきつい坂があります。一昨日ジョギングしたときに上るのが嫌になって引き返した坂です。
この坂を上ると右手にものすごく綺麗な海が広がります。「おー俺は今ニューカレドニアにいるんだ!」とニューカレドニアを満喫です。
そしてずっと進むとまた坂があります。しかし追い風なので楽に進めます。

走っていると道端や対向車から「アリ・アリ・アリ」「ジャポネ」などと応援の声がかかります。意味はよく分かりませんがとりあえず「メルシー」といって返事しまくりました。

私は声をかけてくれた人全員に返事をすることを心がけています。

く言われます。
「あのひと走りは遅いけど、一番元気があるね」
たぶん今回も言われているだろうなと思いながらぼちぼちと進んでいきます。

そしてさらに進んでいくと居住地に入ります。ここでは多くのひとが沿道に出てくれていて「アリ・アリ」と応援してくれました。

ここで気がついたのですが、犬が多いのです。なぜかシェパードと黒のレトリバー、黒くて大型の犬が人気なのでしょうか、日本とは違います。それで、散歩させているのはいいのですが、リードをつけないで歩かせている犬が半分近くいました。
しかし、ちゃんと躾けられているみたいで吠えたり寄ってきたりする犬はいません。
こんなどうでもいいことを気にしながら第2折り返し地点を折り返すのですが・・・
今度は向かい風です。それでも何とか頑張って坂を乗り越えスタート地点の分かれ道まで帰ってきました。

そこは人が多くて大声援を受けて気合いを入れ直しました。

そしてしばらく行くと一昨日朝市に一緒にいったオーストラリアの人(名前聞いていませんでした)が応援に来てくれていました。20kmを過ぎて少々疲れてきたのですが彼の一声で復活しました。
気持ちは復活したのですが、ここらから右足の太ももがぴくぴくと痙攣を始めました。

調子が悪くなると焦りが出てきて全く進んでいない感じになります。さらに悪いことに、第1折り返しがあったはずの所に折り返し地点がありません。そして前に見えるのは上り坂。
「うわー脚もつかな」と不安でドキドキしながら坂を上っていきます。そしてしばらく行くと第3折り返し地点です。

この時初めて気づきました。

よく地図を思い出してみると折り返し地点が3つあったのです。
なぜもっと早く気づかなかったのでしょう。
第3折り返し地点は第1折り返しのまだ奥にあるのです。
そりゃあいつまでたっても折り返し地点がこないわけですよ。
おまけに坂は長くなっているし。
脚の調子を気にしながら何とか折り返しを過ぎて戻りました。

すると25kmの手前にまだ彼がいてくれたのでしばらく歩いて話をしてもらいました。(この人は神様です)
そして25kmのエイドでボトルをもらい(ボトルじゃないと次のエイドまでもたないと思い)オレンジを食べて再スタートしました。

そして、10:00を過ぎた頃から暑くなってきて走りづらくなります。おまけに風も気になりだしました。坂を走っていると足が痙りそうになるので坂は歩くことに決めました。坂は歩いてもほかを走れば5時間程度でゴールできるだろうと思っての作戦です。

しかし、その考えは甘かったです30kmを過ぎたところで全く足が動かなくなりました。突然です。
徐々にダメになっていくのではなく今まで走っていたのに脚が前に出ません。
歩くしか出来ません。楽になったら走って、やばくなったら歩くの繰り返しになってしまいました。

でも33kmを過ぎた頃からはとうとう走れなくなりずーっと景色を見ながらただひたすら歩き続けました。
歩きも脚がくたびれているので普通の人より遅いのです。ウオーキングをしている人に抜かれてしまいました。

そしてラスト4kmを過ぎたところで交通規制が終わってしまい歩道を歩くように言われてしまいました。もう焦ってもしょうがないので海を見ながら木陰の涼しい場所を選んで歩き続けました。

でも、ついに来るべき時が来ました40km手間で両足のふくらはぎが同時に痙って転んでしまいました。
そして、自分で足の指先ををつかんでふくらはぎを伸ばしていると最終集団に捕まってしまいアンカーに助けてもらいました。
そこからずっと最終集団と一緒に歩いたり走ったり(ほとんど歩きですが)してゴールしました。

タイムは5時間54分
予定より1時間遅れでした。

暑かったです。でもゴールできてよかった。
ゴールした後スポーツドリンクと水をガブガブ飲みました。

おわり。

追伸
ニューカレドニアでは自転車が車道のど真ん中を走っています。

どうやら、自転車が歩道を走ったらいけないみたいなのです。

車も自転車をひいたらいけないので後をついて行きます。

そんな自転車天国に住めれば楽しいだろうな思ってみたりして・・・

トライアスロンもあるそうなので次回はトライアスロンに参加したいなあ。

ページ: 1 2 3 4 5